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林芙美子記念館…風も吹くなり

お天気はいかがでしょうか…
昼は暑くても
夜間に涼しくなるのは
ありがたいです…。

風も吹くなり
雲も光るなり

放浪記、浮雲
で知られる林芙美子…。
林芙美子記念館に行ってきました。

林芙美子記念館
林看板

所在地 東京都新宿区中井
最寄駅 西武新宿線 中井駅
入館料 150円
    特別内部見学会 300円

6月28日が命日だそうです。
今年は
生誕110年。
通常立入ることのできない
建物内部の見学会がありました。

周辺は坂の多いところです。
一の坂から八の坂まであります。
記念館は四の坂を下りたところです。

四の坂から見た記念館
林さか

坂の下の竹が生えているところです。

大正11年(1939)上京
昭和05年(1930)落合在住
昭和14年(1939)当地を購入、建築
昭和16年(1941)新居完成

当地中井や落合は
文化人に好まれたところです。
作家、画家、宮家などが暮らした地域です。

記念館は
昭和16年から昭和26年
生涯を終えるまで暮らした家です。

庭園からの林芙美子の家
林庭園

建設当時、
建坪制限があり
大きな家は建築できませんでした。
芙美子名義で生活棟
夫の緑敏名義でアトリエ棟
2軒建築し、
後日、廊下で繋ぎました。

芙美子は
建築について学び、
設計者と大工を連れて京都を見学し、
材木を選び…
気合いを入れて作った家です。

芙美子の建築コンセプトは
・人に見て貰う家より、住み心地重視。
・茶の間と台所と浴室を中心。
・客間より生活の場に投資。
・西洋館より、日本住宅。
・東西南北の通風。
・素直な平凡な材木。

通常は見学できない内部を紹介します。

浴室
林風呂

天井は竹張り。
壁は節なしのヒノキを張り、
腰まわりのみタイル使用。
風呂桶は厚みのある檜。

台所
林だいどころ

タイルを嫌って、
研ぎ出し仕上げ。
水がめ付き。
お素麺や西瓜を冷やしたそうです。
火の用心、断水にも効果あり。
東芝冷蔵庫第1号購入。

ロフト
林ロフト

紐を引っ張って、
梯子をおろし、
上階に荷物をしまえます。
昭和15年の発想。
進歩的!

神棚用戸棚
林かみだな

神棚専用の戸棚。
開閉可能です。
押し入れの襖は
上下に分かれています。
下段を出し入れする時に
上段にしまってある物を見なくて済みます。
収納するもの合わせて、
引出しの深さ、
戸棚の幅を変えてあります。
細かい個所にも数々の工夫。


林つくえ

「安宅家の人々」を書いた
吉屋信子とお揃いで
オーダーしました。
並べ替えると形が変わります。
これ便利そうですね。

客間
林客間

執筆依頼の編集者のたまり場。
北側に面し、質素な作りで、
暖房は火鉢のみ。
お客のための家ではないという主張。
左の襖は玄関につながっています。
初めて訪れた編集者は
まず玄関で応対される。
繰り返し訪問すると
玄関でお茶が供される。
もっと繰り返し訪問すると、
客間に通される仕組みだったとか。
中央にある襖は背が低いです。
プライベートとお客との
一線を画する意味があるらしいです。

林芙美子は
47歳の若さで急逝しました。
亡くなる数時間前まで取材をし、
撮影された写真も残っています。
心臓マヒだったそうです。
葬儀委員長は
文豪川端康成がつとめました。

花の命は短くて
苦しきことのみ多かりき

平成7年に
新宿区史跡文化財に指定されています。



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