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77ヶ所巡り-「狸灯」とお腹

哲学堂のある地は、
昔、源頼朝の重臣である
和田義盛の城址でもあったそうです。

その地に井上円了が
哲学と社会教育のために哲学堂を創設しました。
園内には77ヶ所の哲学にまつわるものがあります。

その中のひとつ
「狸灯」
狸の形をした石灯籠です。

狸灯(りとう)
13-03-26狸灯篭

哲学堂「狸灯」の案内板には
★人間の心情には狸に類するものがあるが、
★時には、光輝ある霊性を発することがある。
★そこで狸のお腹に灯篭を仕込んである
とあります。

狸、たぬきのイメージは…?

kikilala家のたぬき
13-03-27たぬきぬいぐるみ

なぜか太っちょ
お腹をポンポコ打つ
耳が丸い
でべそ
足が短い

滑稽なイメージです。
徳利ぶら下げた信楽焼きの狸のせいですね、きっと。

狸が滑稽なイメージになったのは近年のことらしいです。

鎌倉・室町時代の
お伽草紙「かちかち山」に登場する狸は邪悪です。

「かちかち山」のあらすじ

★ある所に老夫婦が暮らしていた。

★狸は農作物を荒らすのでおじいちゃんが捕まえた。

★狸はおばあちゃんに謝るふりをする。

★狸はおばあちゃんを殺して「ばばあ汁」を作る。

★狸はおばあちゃんの姿に化け、おじいちゃんに「ばばあ汁」を食べさせる。

★おじいちゃんは仇をとるために仲良しのうさぎに相談する。

★うさぎは金儲けを口実に狸を芝刈りに誘う。

★うさぎは火打ち石をカチカチさせて刈った芝を背負った狸の背中に火をつける。

★狸は火傷を負う。

★うさぎは泥で作った大きな舟と木で作った小さな舟を準備する。

★傷が治った狸を漁に誘う。

★欲張りな狸は大きな泥舟に乗る。

★水面で泥舟は溶けて、狸は沈む。

★うさぎはおばあちゃんの仇討に成功する。

こんな内容のお話だったと思います。

タイトル「かちかち山」は
火打石の音を怪しんだ狸に対して
うさぎが
「ここはかちかち山だから、かちかち鳥がいるのさ」
と返答したところからだとか。

邪悪な者はお腹で悪いことを考えるのでしょうか?

お腹にまつわる言葉がたくさんあります。

トラブルが起こる兆候の言葉
〇腹黒い
〇腹が立つ
〇腹に一物
〇腹の虫が治まらない

反対に物事を解決するための言葉
〇腹を割って話す
〇太っ腹

kikilalaの解釈です。

人間は狸のように愚かで腹黒いものである。
太っ腹になり、お腹を開いて灯明を入れる努力をする。
すると人間本来の正しい心になれる。

哲学堂の77ヶ所のスポット
それぞれに哲学に由来した名前が付けられています。
その意味を考えてみるのは精神修養になりそうです。

そういえば…、
昔、昔、ある所に
「私に腹案があります。」
と言った宇宙狸が居ました…。

狸灯が点灯しなかったのでしょうか…?

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コメント

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No title

タヌキさんのぬいぐるみ可愛いなあ。

Re: No title

> タヌキさんのぬいぐるみ可愛いなあ。
ありがとう!タヌキさんは可愛いです。

No title

突然すみません。たぬきのぬいぐるみがとってもかわいいのですが、
これはどちらで購入されたものですか?
お団子がいいですね。

あやこさんへ

コメントありがとうございます。
タヌキのぬいぐるみは
もう何年も前のものです。
東京にあるおもちゃ屋さんのぬいぐるみコーナーで買ったと思います。
贈り物だったのでよく分からないけれど…
お団子がかわいいので気に入っています。
褒められた~とタヌキに伝えておきますね。
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